そもそも夜逃げは罪なのか

先に結論を申し上げますと、夜逃げ自体には違法性はなく罪にはなり得ません
夜逃げされたからということで、警察も動いてはくれません。
民事の問題に警察は不介入なので、仮に債権者が警察に相談をしても、警察があなたを探すことはありません。

罪にならないなら借金から逃げればいい?

夜逃げには理由がありますが、借金返済に行き詰まるということぐらいで逮捕していたら、警察は相当な数が必要になってしまうでしょう。
ただし、いくら罪にはならないからといっても、夜逃げ自体に計画性が認められた場合は、詐欺罪が適用されます。
また、金融会社も夜逃げを放置しておくわけはなく、全案件ではありませんが、悪質な夜逃げ者は、調査会社に頼んで逃亡した人間の居場所を徹底的に調べ上げます。
今後はマイナンバー制が整備され、今まで以上に夜逃げが難しくなってくるでしょう。

夜逃げ後に再出発は可能か?

借金から逃げるために夜逃げをした場合、住民票を移すことができません。
なぜなら、借金が原因の夜逃げの場合は、住所変更をすると債権者に居場所がばれてしまいます。
借金の取り立てを止めるために、住所変更をすることができないのが現実です。

住所変更が出来ないと住民票が作れません。
となると、新しい就職先を探す事も困難でしょう。
個人情報保護が厳しくなり、通常の企業であればマイナンバーの提出は必須です。
近年ではパートやアルバイトにもマイナンバーの提出を求めるところが増えているので、住民票なしで安定したお給料を求めるのは現実問題厳しくなるでしょう。

その他にも、健康保険などの国のサービスも受けることができなくなるので、注意してください。

再出発を目指すのであれば、弁護士に相談の上、債務整理等借金を返していく道を選んだほうが賢明です。

ただし、闇金からの借金の返済に追われている場合は、必要以上の返済義務はありません
悪質な取り立ての追われている場合は、一度、一時避難として夜逃げをし、その間に弁護士や司法書士に相談し、闇金との関係を断ってもらうのもいいでしょう。